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ギターのノイズを軽減する

目次

おはこんばんちわハクロンです。

ギターリストなら、一度は悩まされたことがあるのがこの「ノイズ」です。
ノイズに関しても人それぞれ意見が分かれるところです。
ノイズがあってこそのギターであり、ノイズがあっても(あり過ぎはダメですが)いいという考えの方。
ノイズはガッツリ取り除くという考えの方。
色々います。
確かにノイズをエフェクターで取りすぎてしまうと、フィンガリング、ピッキングニュアンスやフレットノイズ、倍音もなくなってしまい、音が貧素になります。
バランスが難しいです。
昔よりエフェクターも進化してきて、ノイズを除去しても前よりは、自然に聞こえるようにはなってきています。

ノイズの主な原因


ギター本体からのノイズ

ピックアップの故障や配線の劣化、ジャックのサビなどでギター本体に原因がある場合もあります。
大抵の場合、ピックアップが拾う外部ノイズの場合が多いです。
EMGなどのアクティブピックアップ(電池を使いインピーダンス変換している)などはピックアップノイズはとても少なく済みます。

周りの電子機器からのノイズ

周りの電子機器が出している動作音などを、ギターのピックアップマイクが拾ってしまうことが原因でギターのノイズが起きるばあいがあります。テレビ、エアコン、扇風機、パソコンなどの電子機器のジーというノイズを拾います。
一旦周りの電子機器の電源を停止して原因を取り除いてみてください。

シールドからのノイズ

シールドのプラグとジャックが、ジャック内部の2か所の点で接することで、接続されている。この2か所が汚れたり、さびてしまうと接続が上手くいかず、ノイズがが発生します。接点復活剤を使うとすぐに治せます。
ちなみに私はHOSAのD5S6という接点復活剤を愛用しています。
なぜエレキギターをつなぐコードがシールドと呼ばれているのか。 元々はシールドコードと言われるもので、電磁(遮蔽)シールドが付いているコードのことなのです。 ノイズからギター信号を防御している(まさにシールド)ためにこの名前になります。このシールド効果が高いものほど、ノイズが出にくく、お値段も高くなる傾向になるわけです。 ですから、安すぎるおまけのシールドはノイズがひどいなんてこともありますので、そこそこのものを選ぶといいと思います。


電源からのノイズ

普通のコンセントから取る電流はノイズも流れており、綺麗ではありません。
これによりノイズが出てしまう場合があります。
これを基から取る場合はそれこそ、家を工事する必要があります。
これだと現実的ではないため、ノイズフィルターなど電源のノイズを除去していくしかないです。
パワーサプライなど1つの電源にアナログエフェクターとデジタルエフェクターを一色単に繋いだ場合「デジタルノイズ」が発生してしまう事も有名です。
また機材によってはアダプターなどの相性もありますので、違うアダプター、エフェクターの正規アダプターに変更してみるといいでしょう。


エフェクターからのノイズ


オーバードライブやディストーションなどの「サー」というノイズが出ることがあります。
というかゲインを上げれば大抵でます。
ゲインの上げ過ぎに注意しましょう。

コンプレッサーという音を平均化するエフェクターもそうです。
平均化ですので小さい音を大きくするときにノイズも大きくしてしまうということです。


アンプからのノイズ

最終的にいままで話したノイズをさらに増幅させるのがアンプです。
アンプ本体が接触不良等でジーと音を出す場合もあります。
ここが原因の場合はアンプの修理が必要な可能性が高いです。


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私の実際の対策例と機材


前置きが長くなりましたが。
ヘヴィーな楽曲でゲインを上げる場合、どーしてもノイズがでます。
そのノイズを軽減するために色々対策しています。
これが正解とかではありません。ライヴフットワークを軽くするためコンパクト派です。
私の好みとお財布事情によっての対策です。参考までに。


電源タップをCLASSIC PRO PDS-8にしています。
FURMAN SS-6Bと迷いましたが値段同じで口数が多かったPDS8にしました。
オヤイデとかすごいお値段するものもありますが、私には、お財布的にここらが限界。
電磁波、電波、照明等による電源起因のノイズを削減するEMI/RFIフィルターを搭載しています。アース取らないと効果は薄いです。


パワーサプライですが、
これを EWS PNS-1にしています。
高周波ノイズを大幅に除去する為の強力なノイズフィルターが付いているパワーサプライです。
値段も割と手頃ですし、かなり電源ノイズが取れます。
ディストーションやオーバードライブなどノイズの出やすいエフェクターをつないでいます。




ピックアップノイズを取るため、ギターの後ろ(正確には間にブースターがありますが)に
ノイズサプレッサーのBOSS NS-2をつないでいます。
これはクリムゾンリンバスで一緒にギターを弾いているロウさんから誕生日でいただいたものです。
(もしかして、お前のノイズうるさいよって意味かな)
こちらは、EMGピックアップのギターはローノイズのため使いません。
ストラトなどノイズ多めのギターの場合に使用しています。
NS-2はかなり有名ですから、使っている方も多いと思います。


歪エフェクターの後ろに
ノイズリダクションのISP TECHNOLOGIES DECIMATOR II を使っています。
ノイズが消えるギリギリのところで使用しています。
回しすぎると音の衰退がおかしくなりますが、使い方を間違えなければすごく自然で使いやすいです。
これは本当にノイズ除去ペダル部門では最強です。
これより良いノイズリダクションペダルを私は知りません。
買って良かったです。高いだけあります。
ハイゲインな音を使用する方は買って間違いなしです。
(クリーンとかあまり歪ませない音の方は原音が少しおかしくなるのですすめません。)



あとはミュート技術を磨くことです。
歪ませると機材でノイズを減らすことはできても、完全にノイズをなくすことはなかなか難しいので、右手、左手で弾いていない弦にも指、手を触れさせ、常にミュートすることが大切です。

ミュートを助ける「フレットラップ」というものもあります。
これもノイズを減らすのに役に立ちますよ。
アマゾンで「フレットラップ」を探す

どうでしょう。参考になりましたか。


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