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ボリュームペダルの選び方。インピーダンスによる違い。

目次

仕事もですがプライベートもなかなか忙しく久しぶりのブログ投稿です。
以前エフェクターの接続順のところで少し触れたかもしれませんが、 ボリュームペダルにはハイインピーダンス仕様のモデルとローインピーダンス仕様モデルの二種類があります。
この種類によって、つなぐ順番や機器を変更する必要が出ていきます。

何も考えずつなぐと音痩せやノイズがひどくなってしまいます。

基本的なボリュームペダルの位置

色々例外もありますがとりあえず基本としては。

ギター(パッシブピックアップ)の直後につなぐなら   ハイインピーダンスモデル
但しアクティブピックアップ(電池使用)搭載ギターならローインピーダンスモデルとなります。
他のエフェクターを通過後につなぐなら ローインピーダンスモデル
センドアンドリターン端子につなぐなら ローインピーダンスモデル

となります。

面倒な例外パターン

本来、他のエフェクターを通過後につなぐなら ローインピーダンスモデル
なのですが
前につながっているエフェクターがトゥルーバイパス仕様の場合は注意が必要です。
ギターとボリュームペダル間のエフェクターが全てトゥルーバイパス仕様の場合、全てオフにするとギターのボリュームペダルが直結されたことと同じ状態になってしまうのです。

例えばこのような接続の場合
エレキギターから出た信号はエフェクターを通ってローインピーダンスにされるので、ボリュームペダルもローインピーダンスで問題ありません。 しかし、トゥルーバイパスでは、エフェクトオフの状態でも入ってきた信号をそのままでアウトプットへ流すことになりますので

上図のような状態では、ギター(パッシブ)の直後にローインピーダンスのボリュームペダルをつないだ状態と同じになり、音痩せやノイズが起こります。
この場合、間のエフェクターが一つでもオンにする、非トゥルーバイパスのエフェクターを一つかませるなど対策が必要になります。

またマスターボリュームとして使う場合は
ギターからアンプまでの接続環境に左右されることない、アンプのセンドアンドリターン端子にローインピーダンスのボリュームペダルを接続することをおすすめします。

初心者向け、安めボリュームペダル

BOSS FV-50H/FV-50L
50Hがハイインピーダンス。50Lがローインピーダンスモデルになります。

定番おすすめボリュームペダル

BOSS FV-500
500Hがハイインピーダンス。500Lがローインピーダンスモデルになります。

ERNIE BALL 6166/6167/6168/6165
ハイインピーダンスモデルの6166、ローインピーダンスモデル6167、アンプのチャンネル切り替えに使えるラッチ式トゥ・タップ・スイッチを搭載した6168、ハイファイかつボリュームとパンの2モードを切り替えられる6165となります。


VOX V860
こちらはハイインピーダンスモデルになります。

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KORG XVP-20
エクスプレッション端子も搭載した上位機種のローインピーダンスモデルになります

ちょっとお高い高性能モデル

SHIN’S MUSIC Perfect Volume Hybrid
スイッチ1つでハイインピーダンスとローインピーダンスを切り替えることができるとても便利なペダルです。

ボリュームペダル導入のメリット


ボリュームペダルは名前の通り、演奏をしながら音量調整ができるものなのですが
それ以外に歪み系エフェクターなどの効き具合も調整することができます。
歪系ペダルの前にボリュームペダルを接続し、踏み込んだ場合、歪み量が上がっていきます。

バイオリン奏法などのボリューム奏法もできます。
ライブのMC中などの音を出さない場面では、ボリュームペダルなどを用いて無音にすることができます。

デメリットとしては他のエフェクターも同じですが、モデルによっては音質を劣化させることがある感じでしょうか。


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