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意外と知らないジャズコのインプット HIGHとLOWの違い

ライブハウス、スタジオの定番マーシャルやジャズコなど、大型のアンプにはインプット端子がHIGHとLOWの二つある場合があります。
このHIGHインプットとLOWインプットには、どんな違いがあるのか説明します。
アンプの種類によっても違うので、今回はどこにいっても定番のマーシャルとジャズコのことを書きます。

まずMarshall

マーシャルはそのまんま。
HIGHインプットはハイゲイン、LOWインプットはローゲインなサウンドになります。 ご自身の出したい音に合わせて変更してください。

次がRoland JC120 通称ジャズコ

ジャズコの場合のHIGHとLOWのインプットは、ギターからアンプに伝送される信号のインピーダンスの違いです。

よってジャズコの場合

ギターをアンプ直で接続する場合はLOWに
アンプ直つなぐ場合でもプリアンプ搭載のアクティブピックアップギターの場合はHIGHに
エフェクターをつなぐ場合はHIGHに


するといいでしょう。

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前々回からの難しいお話ダラダラ続きますので下記は興味あれば読んでください。
面倒な方は上の使い分け覚えとけばいいと思います。
前回も書いたようにアクティブピックアップではない通常のギターやベースのピックアップはパッシブピックアップとも呼ばれ、インピーダンスが高くなっています。
逆ににエフェクターを通った後の信号はインピーダンスが低くなっています。

ジャズコの場合そのインピーダンスにあわせてインプット端子周りの回路を調整するため、HIGHとLOWに分かれているのです。

信号の伝送時のインピーダンスにはロー出しハイ受けの原則があり、入ってくる音の信号に対して受け取る側=アンプのインピーダンスの方が高い必要があります。
この法則に従わないとノイズの増加やサウンドの劣化が起こります。

ですから、HIGHインプットの方はインピーダンスが高いパッシブギター、ベースのピックアップからの信号を受け取っても大丈夫なように十分にインピーダンスを大きくしてあるようです。

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