弦を変えると何が変わるのか
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目次
音の違い
まあギターはやはり楽器ですから、一番重要なのは音でしょうか。音は良いとか悪いとかは人それぞれ違うと思いますので、ざっくりな傾向の話になりますが。
弦が細いと張りも弱く、細い繊細で高域の音が出やすくなります。
逆に太くなるにつれて張りが強く、低音域が出る力強い音になっていきます。
演奏性の違い
これはわかりやすいと思いますが、太い弦だと張りが強い分、弦を押さえることや、チョーキングなどをする力が必要になります。
細い弦だと柔らかく、押さえる力も少なくて済みます。
弾き慣れてしまえば、あまり気になりませんが、初心者の方などは、細い弦の方が良いかもしれません。
ドロップチューニング対策
ヘヴィーな楽曲を弾くようなジャンルの場合、7弦ギターを使用したり、チューニングを1音、2音、3音と低くして演奏する場合があります。その場合、細い弦を張ってしまうと、弦のテンション(張り)がダルダルに緩んでしまいます。
その対策のため、こういった場合は太めの弦を張ることがあるのです。
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ギター本体への物理的影響
上記で弦のテンションが変わる話をしたので、感の鋭い方はわかると思いますが、弦の太さを変える=テンションが変わる
■ 太くなる=テンションが強くなる場合
ネックが順反りになりやすくなります。
■ 細くなる=テンションが低くなる場合
ネックが逆反りになりやすくなります。
もちろんテンションが変わるので、トレモロユニットなどにも影響がでます。
ですから
弦を変更した場合は、合わせてネックがまっすぐになるように調整も必要になります。
また、単純な話ですが、極端にゲージが変わる場合、弦が太すぎてナット溝にはまらない、逆に弦が細く過ぎて中で動いてしまい、ビビってしまう場合もあります。
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