Empress Effects Compressor
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目次
今回はEmpressのコンプをレビューしてみようと思います。
ラックのクオリティを足下に
Empressはエンジニアや技工士の天才集団によってカナダで設立されたエフェクターブランドのようです。
ギタリストやベーシスト問わずかなり導入している人も多いので、ミュージシャンのボード紹介コーナーなどでも見かける事の多いコンプになりました。
レコーディングの名器、1176コンプにインスパイアされたスタジオレベルのサウンドを足下で使うことが出来のことで人気のようです。
このエフェクター、控えめに言ってスゴイです。
仕様、使い方など
ツマミは左から
・attack
・release
・mix
・output
となっています。
inputを上げるとコンプがはっきりとかかって来ると思います。
attackは潰し始めるまでの時間を設定出来ます
releaseはコンプがかかった後にレベルが元に戻るまでの時間を設定出来ます。
ちょっとわかりずらいですが、左に回すほど最速でコンプ解除!という解釈で大丈夫かと。
mixはコンプがかかった音に対して、かかってないドライ音をミックスすることが出来ます。
outputは最終的なボリューム調整です。
例えばinputを上げてコンプをしっかり掛けると同時にボリュームも上がってしまうのでoutputを使って下げればコンプ感はそのまま音量だけ調節してくれます。
左上に
ratioの値を変更するスイッチ
右上にmeterのスイッチが付いています。
ratioは2:1
4:1
10:1から選択可能です。
meterは
・input
・both
・gr
から選ぶことができます。
inputはインジケーターの右から赤い光が右からスタートして、左に伸びるほど大きい音がエフェクターに入ってきていることを表します。
grは左から緑の光が右に伸びます。コンプの掛かり具合が大きいほど光が右に伸びます。
bothにするとその両方をインジケーターに表示することが出来ます。
視覚的にもコンプの掛かり具合が分かるので非常に便利だと思います。
さらにサイドチェインの端子にEQを接続する事で特定の帯域にコンプを掛けたりすることも可能になるようです。
使ってみた感想
ナチュラルで色付けの少ない、楽器の音を元にコンプサウンドを作ることが出来ます。
楽器→コンプ→アンプという繋ぎ方だといい音がしても、
楽器→コンプ→エフェクター→アンプとなった時に音が埋もれてしまったりするコンプも多いです。
これは全く問題なくどのような使い方でもしっかりとかかってくれました
特に歪みエフェクターにはよくあるmixのツマミがやはり便利で埋もれることのない音作りや、
コンプバキバキのサウンドに自然な演奏感を足してくれたりと幅広い音作りが可能になると思います。
そして最近empressから新しいコンプが発売されました。 こちらも導入次第またレビューしてみようと思います。
最後までありがとうございました。
Empress Effects Compressor
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